「私、前世はとてもかわいがられていた犬だったかもしれない。」
昔から動物好きの友達がポツリ。
「だって、私、もし自分が犬だったら、と想像しても、不安になるような感情がまったく浮かんで来ないもの。」
この友達からは、以前、ももの気持ちを代弁されて、そうか、ももはそんなストレスを感じていたのか、と気づかされたことがある。
この友達の前世が犬というのも、あながち遠くない気がする。
「私は、不安。もし自分がワンコになったとき、急に飼い主がいなくなって、サークルの中に閉じ込められたままになったらどうしようって思う」
と言う私に、その友は、
「きっと私は、とても恵まれた環境で飼われていたんだろうな♪」
…。
…?
この友達の前世がワンコだったかどうかはさておき、私は言葉を話す人間の気持ちを理解することすら苦労しているのに、言葉を話さないワンコの気持ちを理解するのは到底、難しい。
いや、色々な感情がまとわりついている人間より、とにかく素直で正直なワンコのほうが、気持ちが分かるかもしれない…、うん。きっとそうだな。
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