ももちゃん、朝の食卓に一番乗り。

食べる‼ ちょうだい、ちょうだい!

ももパパの朝食の支度をしていたら、ももパパより先に、ももがちゃっかり待機。

来たよ。これからご飯でしょ?

もも、さっき、自分のご飯食べたでしょ?!

ももを別の部屋に連れて行こうとしても、ももは、まったく来ません。

自分も食べる気満々です。

ももパパが椅子に座るとももは戦闘態勢へ。

ねえねえ、ちょうだいよ!

ももはグンと背伸びをして、左の手をヒョイ。ももパパにせがみます。

『ももにもちょうだい!』

ももパパがダメと制しても、ももはその場から離れません。

結局、根気負けしたももパパが、ももの大好きな白米をおすそ分け。

やったあ。大好きなご飯だ。

ここでも、ももの勝ち。

こんな調子で何回かもらって食べて…

ももちゃん、これでは痩せませんね。

ももちゃん、きょう、体重測定の日だよ、いいの? 少しはお考えくださいませね。

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