昼間に十分なお昼寝ができないときの夕方の散歩は、まったくやる気が感じられません。
ももの顔を見ても、眠そうなのがよくわかります。
足取りもトボトボ、トボトボ。
目もちゃんと開いてないみたい。
それでも帰れないのは、もも知っているから、黙々と前に進みます。
もも、ちゃんと、おしっこもしようね。
家の中ではおしっこをしない柴犬にとっては、おしっこも散歩の大事な仕事なんです。
そして、ももはまた、足を止めては振り返ります。
ももは、おやつをくれる人、来てくれないかなぁって待ってるんです。
みんな優しいからね。
もも、来ないよ。行こう。
ももは頑張ってお山の上に立つと
ついに大きなあくびが出ちゃったね。
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